エーステSPRING2023 弦楽器基礎知識
こんにちは。
もうエーステ春単も残り2日、3公演。
なかなか書き終わらなかったブログ
とりあえず公開します。
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こんにちは。
とうとうエーステも凱旋公演が始まってしまいました🫠
早すぎる😢
追加公演ありませんか?(ありません)
というのはさておき、本題へ。
タイトルにもあるように実はわたくし、学生時代弦楽部でチェロをかじっておりまして。
基本的には各楽器数人ずつの弦楽合奏のスタイルだったのですが、カルテットでも一応弾いたことがあります。
幼い頃からレッスン通っていたわけではないので、素人に毛が生えた程度ですが、経験したことがある、ということで、その視点から2幕について少しお話しようかなと思います。
ピアノとか音楽をやっている前提でお話している箇所もあるので、分からなかったらググッてください。
まず、基本的な知識として、支配人が説明した通りなのですが。
カルテット=四重奏で、その中に弦楽四重奏があります。
弦楽四重奏は一般的にヴァイオリン2本、ヴィオラ、チェロで演奏されます。
この4楽器は全て4弦の楽器です。
最初に綴が大きさの違うヴァイオリンと言ったように、ヴィオラとヴァイオリンの見た目の違いは大きさくらいです。
楽器が大きい分、音域はヴィオラの方が低いです。
チェロは更に低い音域です。(後述)
左手で弦を押さえて音程を変え、右手の弓で弦を擦ることで音を出します。
各楽器正面から見て右が高音の弦、左が低音になっています。
ヴァイオリンでは低い音の弦から順に、G線、D線、A線、E線となっています。
G線(第4弦):ソ
D線(第3弦):レ
A線(第2弦):ラ
E線(第1弦):ミ
ヴィオラ、チェロは
C線(第4弦):ド
G線(第3弦):ソ
D線(第2弦):レ
A線(第1弦):ラ
ヴィオラとチェロはちょうど1オクターブ違います。
チューニングはそれぞれの楽器のA線を何も押さえない状態のラの音を合わせます。
そして、楽器の構え方について、
ご存知のようにヴァイオリン、ヴィオラは顎と肩甲骨で挟むような形で構えます。
本来は楽器の裏側に肩当を付けて楽器を安定させるのが一般的ですが、エーステでは付けてないです。
(見栄えの問題かな?)
チェロは座って膝の内側で挟むような形です。
体格は人によって異なるので、チェロの下のところから「エンドピン」という金属製の棒状のものを伸ばして高さを調節します。
劇中劇内で、悠が楽器をしまう際に、エンドピンを縮めてケースに収納しています。
名前の通り、エンドピンの先は尖っており、地面に刺せるようになっています。
エンドピンを刺すことにより楽器を地面と固定できます。
エーステではエンドピンの先に黒いゴムを付けているのが見えます。
床を傷つけられない会場だとこのようなゴム製のストッパーを付けてゴムの摩擦で楽器を地面と固定することが多いです。
あと、単純にエーステは弾きながら移動したりするから刺さってたらやりにくいだろうな。
楽器の置き方も、ヴァイオリン、ヴィオラは背もたれとかに立てかけて置いたり、平置きしたり。チェロは横に倒して側面を付けて置くことがほとんどです。
ヴァイオリンみたいに背もたりとかに立てかけようものなら、めちゃくちゃ怒られる(怒られた)
支配人が4つ楽器揃えて見せるシーンのように、スタンドに立てかけることはほぼ無かったです。そもそも、あんなスタンド楽器屋でしか見たことない。
劇中劇内では譜面台に引っ掛けてたけど、あれも使ったことないなー
うちの部はオンボロの折りたたみ式譜面台だったので…🤫
あとは奏法。
弓の動かし方として、弓の先から元に動かすのをアップ、元から先に動かすのをダウンと言います。
(言葉だと分かりにくいですが、単純に弓先が上がるのがアップ、下がるのがダウン)
弓先から弓元に均一に力を掛けて、大きく使うのが初心者のは難しくて。
演奏シーン観てると、綴→真澄→シトロンの順で弓の使う範囲が広くなっているので、細かい🤦♀️となります。
ピアノやっていた方だと違和感ありまくりだと思うのですが、スラー記号はヴァイオリンだと一弓で弾く(アップまたはダウンで弾ききる)ことを指します。→音符を繋げるように弾くのではなく、物理的に繋げて弾く。
あとは、弦を抑えている手を細かく震わせる「ビブラート」、弦を指ではじく「ピチカート」など色々なことやってますが、なんか長くなってしまったので、別ブログで!
本編に照らし合わせて語ります!